34文書

マリア様がみてるドラマCD 聞き取り書き・翻訳

「チェリーブロッサム」
Cherry Blossom

聽寫+翻譯:巴黎街頭藝人。
未經同意請勿轉載。否則聖媽判你死刑。

春、ちらちらと粉雪のようにゆっくりと降ってゆく桜の花弁の中、私はマリア様に出会った。
春天,在彷若繽紛撒下的細雪般,緩緩飄零的櫻花花瓣包圍中,我遇見了聖母瑪莉亞。
銀杏の木々に混じって一本だけ咲き誇る桜の木、その下に佇むマリア様。
銀杏樹叢中,唯獨一棵櫻花樹盛開綻放,而聖母瑪莉亞就佇立於那櫻花樹下。
薄紅色の花弁が肩に積もるのを払いもせず、じっと桜を見つける姿に、私は息をするのも忘れていた。
她未嘗拂拭撒在她肩頭上的淺紅花瓣,只是靜穆地凝視著櫻花,我看著她的身影,不覺秉住氣息。
その神秘的な姿に。
為她神祕的身姿所牽引。
やがてマリア様は私を気づき、優雅に微笑んだ。
不久聖母瑪莉亞注意到我的存在,優雅地向我微笑。

「ごきげんよう」
「貴安」

マリア様がみてる 銀杏の中の桜
「瑪莉亞的凝望 銀杏叢中的櫻花」

「今日もまた一日が始まる」
「又是一天的開始。」
「あら、そこにいらっしゃるのは乃梨子さんじゃありませんこと?」
「哎呀,這不是乃梨子同學嗎?」
「え?」
「咦?」
「ごきげんよう」
「貴安。」
「ごきげんよう」
「貴安。」
「よろしければ、教室まで一緒にいたしませんこと?」
「方便的話,我們一起去教室吧?」
「えーと…」
「呃…」
「ふふ、入学式から四日しか経っていないですもの、名前を覚えていただけいなくても、仕方ありませんわね」
「呵呵,開學典禮到現在也才過了四天,記不住我們的名字也是無可奈何的嘛。」
(実は顔も覚えていなかっただけど……)
(其實妳們的長相我也沒印象就是了……)
「無理はありませんわ。乃梨子さんは他校から受験なされて、このリリアンに入ってこられた方ですものね」
「這也難怪,畢竟妳是從外校考進莉莉安來的嘛。」
「同じクラスですもの。分らないことがありましたら、何でもお聞きになってくだいね」
「至少我們同班,如有不了解之處,儘管問我們喔。」
「はっ、はあ…」
「啊,喔……」
「瞳子です」
「我叫瞳子。」
「敦子です」
「我叫敦子。」
「美幸です」
「我叫美幸。」
「トウコさんにアツキさんにミユキさん…」
「同子、敦子、美雪…同學。」

(皆同じように見えるなあ、そろいもそろって、いいところのお嬢さんか…極めつけはその制服、アンティークなローウエスト、膝下のワ ンピースに三つ折り白ソックス、加えてバレエシューズ風の黒革靴だもんね〜だけど、どれも私には似合わない。だって私は……皆とは違うから。)
(在我看來每個都差不多呀…反正都一個樣,好好人家的大小姐樣…那身制服就是最好的證明,老古董的低腰裙、過膝的連身裙,折三折的白襪,加上芭蕾舞鞋風的黑皮靴~可是,不管哪個都與我無緣。反正我……跟其他人不同。)

「どうかしまして?乃梨子さん」
「怎麼了嗎?」
「あ!ええ?…あ…いいえ。」
「啊!咦?…喔…沒什麼。」
「私は入学式の日から、乃梨子さんと近づきになりたいと思いましたの」
「話說我打開學典禮那天起,就很想認識乃梨子同學了呢。」
「え?」
「咦?」
「新入生を代表して挨拶なさったでしょう?あれからずっと注目してましたよ。こうして近づきになれて光栄ですわ」
「妳不是代表新生演講嗎?之後我就一直注意妳的一舉一動喔。能像這樣和妳說話真是我的榮幸呢。」
(光栄ですわ…か…。私、こんなところで三年間も耐えられるんだろうか)
(榮幸…嗎…。我真能在這種地方待三年嗎?)

(『逆・隠れキリシタン』。ああ…あの日、雪さえ降らなければ、今頃こんなところには…)
(我真是「反・隱切支丹」啊。哎…要是那天沒下雪,我現在就不會在這種鬼地方…)
註解:切支丹就是以前日本基督徒的舊稱,後來江戸幕府下令禁止基督教後,就出現了隱切支丹,是指因強迫改信而假裝信奉佛教,實際上仍暗地信奉基督教的信徒。而「反・隱切支丹」是乃梨子給自己取的綽號,因為她的狀況剛好相反。
「二条さん、聞いていますか?」
「二條同學,妳有在聽嗎?」
「あっ、はい。」
「啊、有。」
「マリアさまがいつでも見ていらっしゃいますからね。助けを求める者を主は見捨てたりなさいません、ともに祈りましょう、迷える子羊のあなた方を導くことこそが神の喜びでもあるのですから」
「聖母瑪莉亞一直都注視著妳們喔。主絕不會捨棄尋求幫助的人,讓我們一同禱告吧。正因引導妳們這些迷途羔羊走向正途,乃是上帝所樂見的。」

「乃梨子さん。よろしかったら、これからクラブ活動の見学にいらっしゃいません?」
「乃梨子同學。願意的話,不訪同我們一起去參觀社團吧?」
「はあ…クラブ……」
「呃…社團…」
「花道、茶道、日舞はもちろん、体育系も揃っていますし、文化系のクラブは有名講師を招きしての講義などもありますのよ。」
「本校有花道、茶道、還有日本舞社團是當然的,且體育性社團也很多樣充足、文化性社團裡也有些聘請著名講師來校開課的喔。」
「はっ、はあ…」
「喔…這樣啊…」
「ちなみに、瞳子さんは演劇部。私と美幸さんは聖書朗読のクラブにもう決めましたの。よろしかったら、一緒に聖書のことを学びましょう」
「附帶一提,瞳子她進了戲劇社。我和美幸則確定加入聖經朗讀社了。如果妳願意的話,就和我們一起研讀聖經吧。」
「聖、聖書!?」
「聖、聖經!?」
「いかがかしら?」
「妳覺得怎樣呢?」
「え…あ、今日はちょっと用事があってせっかく誘って下さったのに、ごめんなさい。ごきげんよう。」
「呃…啊、可惜妳們特地邀請我的,我今天卻有點事要辦,抱歉。貴安。

(もっとうまく断ればよかったかな…でも、よりによって聖書なんて…今帰ってもバス混んでるかも…でもグラウンドに行って勧誘されても困るし…どうしようかな…あ!…桜…か…そういえば、入学式の日に見た桜はどうしただろう。たくさんの銀杏に混じって、一本だけ咲き誇る桜の木、あんなに美しく気高い桜を、私は見たことがない……。なんで、あんなにも心引かれたんだろう……?きっと、まだ間に合う!あの桜は散ってない。確か、ここを曲がって、そこだ!)
(要是剛才更婉轉地拒絕她們就好了…但再怎麼說,居然偏偏是聖經…現在回家公車大概也很擠…要是跑去廣場被人推銷入社也很麻煩…怎麼辦才好勒…啊!…櫻花…話說回來,開學典禮時看到的櫻花現在怎樣了呢?那棵夾在銀杏樹群裡,獨自佇立、絢爛綻放的櫻花樹,我活到現在,還沒看過那般高潔美麗的櫻花……。為何我會如此為它所吸引呢……?現在也一定還來得及!那棵櫻花樹應該還沒凋零。我記得是在這兒轉彎,就是這裡!)

「あ…」
「啊…」

そこにはマリア様が立っていた。林立する銀杏の中でただ一本、大きく枝を広げた染井吉野、その下にマリア様が立っている。微風にちらちらと降り出した粉雪のような花弁を身じろぎもせずに眺めている。
那時,聖母瑪莉亞佇立在那裡。林立的銀杏樹中,有著僅僅一棵,枝頭延綿伸展的染井吉野,樹下聖母瑪莉亞佇立著。為輕風所吹拂,有如細雪的花瓣悄然凋零撒落在她身上,她卻一動也不動地,只是眺望著。

(信じられない……)
(真叫人不敢置信……)

やがてマリア様は私に気づいて優雅に微笑んだ。
不久聖母瑪莉亞注意到我的存在,優雅地對著我微笑。

「あっ」
「啊!」
「ごきげんよう」
「貴安。」
「あっ、ご、ごきげんよう」
「啊!貴、貴安。」

よくよく見れば、マリア様は私と同じ制服を着ていた。
定神一瞧,才發現聖母瑪莉亞穿著和我一樣的制服。

「桜が綺麗でしょう?」
「櫻花很美吧?」
「……」
「……」
(同じ制服なのに、この人が着ていると、まるでアンティーク人形が着ているドレスみたい。きっと、こういう人のために、デザインされた制服なんだろうなあ…)
(明明是同樣的制服,穿在她身上就好似古董洋娃娃的洋裝一樣。這制服,一定是為了像她這種人而設計的吧…)

「この桜も、見頃は今日まで。一人で鑑賞するにはもったいなかったから、客様が増えてちょうどよかったわ。」
「這棵櫻花也只到今天為止了。獨自欣賞實在有些可惜,能多一位觀客真是太好了。」

(落ち着いた雰囲気だし、上級生かな…)
(她給人一種沈穩的氣氛,是高年級生嗎…)

「あまりに桜が綺麗で、忘れてしまったのかしら?」
「是不是櫻花過於美麗,讓妳忘記了呢?」
「えっ?あ…な…なにをですか?」
「咦!?啊…忘…忘記什麼?」
「言葉よ」
「話語。」
「たった今、思い出しました」
「我現在想起來了。」
「よかった。せっかくご一緒したのに、お話しできないかと心配したわ」
「太好了。難得的機緣使我們相聚,我還擔心與妳說不上話呢。」
「あの…毎日いらっしゃっているんですか?」
「那個…妳每天都來這裡嗎?」
「ええ。桜が咲いてからは大体…この木に誘われて」
「是啊。櫻花綻放後我大多會來這裡…被這棵樹給誘惑。」
「誘われる?」
「被誘惑?」
「そう、誘われるの。あなたも…誘われて来たのではないのかしら?」
「是的,被它給誘惑。妳不也是…被它給誘惑才來這裡的嗎?」
「!?」
「!?」
(そうだ。私は誘われたんだ、この桜に。どうしてわかったんだろう…?)
(沒錯。我確實是被這櫻花樹給誘惑來的。為什麼她會知道呢……?)
「どの桜も綺麗だわ…群れになって咲く桜、雪のように世界を薄紅色に染める様は、ため息が出るほど。…でも…この木のように特別に引きつけれることはないの。」
「我覺得無論什麼櫻花都很美麗…像是成群綻放的櫻花,如雪花將世界染成淺紅色的也是,令人歎為觀止。…但是…卻不曾有像這棵櫻花樹一樣,如此吸引我的。」
「……」
「……」
「どうしてなのかしらね……」
「是為什麼呢……」
「一人きりなのに、こんなに綺麗に咲けるから…」
「是因為它孤獨佇立,卻又能如此絢爛地綻放吧…」
「え?」
「咦?」
「あっ、すみません…」
「啊!對不起…」
「…っ、そうね、本当に、あなたの言う通りだわ」
「……說得也是,真的就如同妳所說的呢。」
(なんでだろう…こうして黙って桜を見上げるだけなのに、こんなにも心地いいなんて……こんな感覚、初めて。このまま、時が止まればいいのに…)
(為什麼呢…只是像這樣默默地抬頭注視櫻花,竟會是如此令人安心……我還是第一次有這種感覺。要是時間能就這樣永遠地靜止就好了……)
「今…何時?」
「現在…幾點了?」
「え?えーと、四時五分前。」
「咦?嗯……快四點五分了。」
「本当に?じゃ、行かないと。」
「真的嗎?那我必須走了。」
「あの、髪にも花弁が…」
「那個,妳頭髮也有花瓣…」
「あ…そうだったわね」
「啊…的確是呢。」
「取りますね」
「我幫妳整理。」
(はあ…柔らかい髪、まるで綿菓子みたい…それに、なんて綺麗な肌…)
(喔喔…好輕柔的髮絲,簡直和棉花糖一樣…還有,好美的肌膚啊…)
「ここは講堂の陰で、人の姿が見ないでしょう。時間の経過は分りづらいのね。時計を教室に置いてきてしまったから、助かったわ。あなた…一年生?」
「因為這裡是講堂的後側,妳看沒什麼人對吧。所以很難察覺時間的變化,我又剛好把手錶忘在教室裡,妳可真幫了我大忙呢。妳是…一年級新生?」
「はい」
「是的。」
「そう。私は二年生だから、校舎は一緒ね。じゃ、私はここで。」
「這樣啊。我二年級,我們的校舍是同一棟喔。那我先走了。」
「あ、はい」
「啊、慢走。」
「また、お会いしましょう」
「有機會再一起見個面吧。」
「は、はい」
「好、好的。」

「ただいま」
「我回來了。」
「お帰り」
「嗯。」
「あれ、菫子さん、帰っていたの?」
「咦?妳已經在家啦?」
「うん。一足早かっただけ」
「嗯。只比妳快一步。」
「OOXX…なんて格好してんの?またストック抜き捨てて。リリアンのお嬢さんも、卒業してうん十年経ったら、こんなになっちゃうね。」
「真是的…怎麼弄成這樣?襪子又脫了亂丟。就算是莉莉安的大小姐,畢業個幾十年後也會變成這德性呢。」
「なんだ…お嬢様だってね…一人で暮らしていれば逞しくなるんだよ。ああ、そうだ、リコ。メープルパーラーのシフォンケーキ買ってきたらさ、お茶にしよう。」
「什麼嘛…就算是大小姐,只要單身住久了也會變勇壯的啦。喔,對了梨子!我買了Maple Parlour的戚風蛋糕呦,去弄點茶來吃吧。
「はい〜」
「好~」

菫子さんは、私のお爺ちゃんの妹に当たる人だ。独身、子供もいないため、せめて、親戚の娘だけでも母校を通わせたいという彼女に強く勧められ、私はただ顔を立てるためという理由でリリアンを受験した。その後、親に内緒で第一志望の公立校とリリアン以外の受験料を使って、京都まで仏像を見に行ったのはいいものの、帰りの新幹線は大雪で不通。結局、帰ってこられずに第一志望を受験できなかった私は、菫子さんのおかげて、高校浪人を免れたのだ。
菫子阿姨是我爺爺的妹妹,因為她單身也沒有小孩,所以縱使是親戚的女兒,也希望對方能去讀讀她的母校。我就是這樣被強力推薦的,可是當初我只不過是為了顧及她的面子才報考莉莉安的。之後我瞞著父母,除了第一志願的公立學校和莉莉安,其他學校的考試費被我拿去到京都看佛像去了。可是回程時新幹線卻因大雪停駛,結果我回不去考第一志願校的考試,最後要不是託菫子阿姨的福,我就差點淪落為高中重考生了。

「ほらほら、超高速で着替えどいて!…OOXX」
「妳看妳!快點去換衣服!…」
「今のは聞かなかったことにしてあげよ」
「剛才的我就當做沒聽見好了。」

「あ、仏像仲間のタクヤ君からのメールだ!…うん…幽快が彫った弥勒菩薩像……小寓寺!? そんなものが東京にあったなんて!不動明王とか、金剛力士とか得意とする幽快が弥勒を彫っていたなんて…これは見に行くしかないよね。」
「啊、是佛像同好TAKUYA的E-mail!…嗯…幽快雕刻的彌勒菩薩像……在小寓寺!? 東京裡竟然有這等東西!以雕刻不動明王、金剛力士等著稱的幽快竟然有雕過彌勒…這我一定得去看的啊!」
「リコ!さっさと着替えるって言ったのに!何している?」
「梨子!我不是叫妳快點換衣服了嗎!妳在幹嘛?」
「げっ!?菫子さん…」
「嘖!?菫子阿姨…」
「メープルパーラーのシフォンケーキを蔑ろにすると、祟りがーー」
「膽敢瞧不起Maple Parlour的戚風蛋糕,會遭到報應ーー
「あ、はいはい」
「喔、是是是…」
「あたしが部屋に入ったのにも気がつかないほど、いったいなにを読んでいたの?」
「連我走進房間都沒發現,妳到底在看什麼啊?」
「何でもない、ただの手紙。」
「沒什麼啦,只是封信。」
「うん〜ラブレーター?」
「喔~~?情書?」
「まさか」
「怎麼可能。」
「そうだよね。仏像一筋のリコちゃんね。第一そんな相手がいたら、寺巡りなんかしないでデートするよね。」
「也是啦。畢竟梨子妳只迷佛像嘛。再說要是真有對象,妳就不會去逛什麼佛寺而是去約會了呴。」
「お生憎様。好きな人ができたら、一緒にお寺巡りをするだもんね!」
「妳想的美,要是我有喜歡的人,我可是會跟他一起去參拜佛寺的啦。」


我真是太好心才想到要聽寫……明明直接中翻最輕鬆了哎。
不過我本來就喜歡小說這篇(的某些部份),畢竟是志摩子と乃梨子嘛!
而且這卷ドラマ真的不錯!尤其是最後的聲優會談最好笑了。敬請期待。
的確如某聲優說的,這故事還真是有不少讓人不禁想吐嘈的地方。
因為實在太愚蠢了。啊哈哈哈啊。

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